大型歯車・ウォーム減速機の設計製作なら技術と信頼のＭＨＩハセック

ご照会・ご注文の際は下記項目について、ご指示・ご用意下さい。

1. 機械装置の情報
   1) 装置の用途（押出機・攪拌機・冷却塔等）
   2) 御客様の機器番号・Item No.
2. 減速機の情報
   1) 製作メーカー
   2) 製作年月日
   3) 型式
   4) 組立図
   5) 交換部品
   6) 過去の整備来歴・整備記録
3. 工事期間

以上の情報・資料に基き、減速機の整備内容を検討し、作業要領・検査要領の形で内容をご確認頂きます。

事前にお打合せした検査要領等に基き、減速機の整備を施工します。
分解時の検査として

1. 外観検査
2. 歯当たり検査、バックラッシの測定
3. 入出力軸の振れ測定
4. スラストGapの測定
5. 非破壊検査（PT・MT検査）
6. 寸法測定

等を施工し、分解時の機器の状況を確認・記録します。

検査にて不具合が認められた場合は、お客様とお打合せの上で最適の方法で、不具合部分の補修対策・新規製作を実施します。

1. 軸受・歯車嵌合部の摩耗・損傷対策
2. オイルシール部の摩耗・損傷対策
3. 歯車の摩耗・損傷対策
4. 付属機器の不具合・損傷対策

必要な修理を施した上で、減速機の組立調整を行います。
分解時と同様に各種検査を実施し、JIS規格等にて合否判定します。

実回転にて、2〜3時間の試運転を実施します。
お客様の工場で安心してご利用出来る様、新規製作の減速機と同じ基準で試運転の判定をします。

整備後の納品も重要な作業となります。
ご指定の日時に間違いの無い品物をお届けします。
お客様の工事工程・重機計画に合せて、納品させて頂きます。

ＭＨＩハセックで一度整備させて頂いた減速機は、弊社製品と同様に整備記録・資料を永久保管させて頂きます。
過去の整備状況のお問合わせ、将来の整備計画のご検討時にもこうした、記録・資料の保管が大きな役割を果します。